令和4年6月議会 一般質問

【1.ウィズコロナ・ポストコロナ時代の地域活性化・地域経済の活性化に向けて】

新型コロナウイルス感染症対策で街中が静まり返るようになり、密かに人気が集まっているのが、三密を回避できる広い大自然の中で遊べるアウトドアがいまブームになってきている。

ある調査では、「コロナ禍でキャンプを始めた理由、あるいは頻度が増えた理由」を聞く質問に対して、「三密を避けたレジャーであるから」が72.4%で最も多く、一方で「コロナは関係ない」と回答した人はわずか4.7%と最も少ない結果となりました。

このことから、キャンプ実施状況にはコロナ禍が大きく影響していることが改めて明らかとなりました。さらに、「コロナ疲れを癒やしたかったから」「外出自粛で在宅が続き、外で過ごしたくなったから」、とコロナウイルスによるストレス解消を目的とする回答が多かった。

また、「公共交通機関を使わない旅行だから(自動車で移動するから)」と回答しており、出発・移動・滞在の全ての行程で、キャンプがコロナのリスクを避けながら過ごせるレジャーとして広く認知されていることが分かります。

「コロナが収束した後も、キャンプを続けたいか」という質問に対しては、74%

が「はい」と回答しており、コロナ禍による一過性のブームではなく、コロナ収束後の“ポストコロナ時代”に移行しても定番化したレジャーとして楽しまれる可能性は高いと予想されるとのことです。

  • このような状況で市としては、どのような取り組みを考えているか。
  • 人口減少や超高齢化社会に対応するため、自律的で持続的な社会を創生するための取り組みが不可欠である。地域の特産物や観光資源を活かして人を呼び、地域に仕事を生み出す地方創生の拠点について、どう考えるか伺う。
  • 市北部の美味しい農産物等を市内で循環する仕組みづくりや市外への販路開拓が必要と考えるが、どう考えているか伺う。

【2.雇用創生協議会不正受給問題の委託金の返還について】

実践型地域雇用創造事業の不正受給問題は、市政への信用が大きく失われたが、不正受給に関する国への返還金問題は、未だに解決していない。

宍粟市雇用創生協議会問題に関する検証委員会の答申にも指摘されているとおり、事案発生の原因は、本市のチェック体制の不足や市長の責任感の不足などであることは明白である。

雇用創生協議会問題の解決に向けて、早急に委託金の返還を行っていただきたい。今現在、どのように進めているのか、市長に伺う。