宍粟市森林面積は59,109haで、総面積の約90%を占めている。

林業を「儲かる仕事」に「小さな林業」で地方の働き方を変える。森林組合に任せるのではなく、山林所有者が自ら森林の整備を行う自伐型林業とは?(動画リンク)

日本とドイツの森を比較してみます。日本は、かつて林業というのは日本の主要の産業でした。しかし木材の輸入自由化などもあって価格は暴落、今は衰退の一途。その一方でドイツの林業は安定した収益を上げ続けています。

ドイツと日本は面積で言うとほぼ同じですが、森林の面積で言うと日本のほうがおよそ2.5倍という豊富な森林を持っています。それに対して丸太生産量となると逆にドイツのほうが2.5倍程度多くなっていて、さらに木材の自給率も日本の7割以上が外国産の木材に頼っているのに対しドイツは自給自足に近い状態が成り立っています。作業員の平均年収もドイツのほうが高くなっています。

現在世界でどんどん木がなくなっている日本が資源を持っていることは大きな宝、将来にわたって持続的に(木を)使っていく仕組みを作ることが現代の私たちの課題ではないでしょうか。

これだけ森があるわけですから もっとうまく活用しなきゃ勿体ない気がします、世界ではどんどん森は失われているのでドイツの人たちは森の資産価値をしっかり認識しています。日本でもこれから先、本格的に木の成長を迎えます、昔の人が植えた木を大切にしたいですね。

「自伐型林業」の動画